平成19年12月1日発行 高照山 第240号
妙光寺住職  尾林 日至

大事な時こそ信心を根本に

 本日は、平成19年11月度の日蓮大聖人様の月例報恩お講に当たりまして、総代各位、また講頭・副講頭以下、妙光寺の法華講の皆様方には御参詣をいただき、大変ありがとうございます。御苦労様でした。
  再来年、平成21年は、『立正安国論』正義顕揚750年に当たっておりまして、総本山では、今その記念の大事業といたしまして、御影堂の改修、そうして各塔中の改築等々の大工事が始まっております。その塔中においても、すでに浄蓮坊・遠信坊・久成坊・蓮東坊が11月中に立派に完成いたしまして、その落慶法要も行われている次第でございます。
  この記念事業に当たりまして、全国の法華講、全世界の御信徒が、真心の御供養を御本山にお供え申し上げ、昨年は第1回目、今年は第2回目、第3回目は明年行われることになっております。皆様方に、この3年間にわたる真心の御供養をお供えいただきまして、総本山が、いよいよ本門戒壇の大御本尊のまします大霊場として、事の戒壇としての偉容を整えていくわけでございます。どうか、大聖人様の御本願、広宣流布を実現するための意義をこめて、皆様方には、ぜひ、この大事な御供養に参加していただきたいと思います。
  今般、妙光寺の御宝蔵の改修工事に当たりましても、妙光寺支部、正道講支部の皆様が挙って参加してくださいまして、その尊い御供養をお供えすることができました。皆様の真心を頂戴して、妙光寺の御宝蔵も立派に改修できました。御供養をいただきました方々には、お手元に受書が届くようにいたしたいと思いますので、しばらくお待ちをいただきたいと存じます。
  本年も、残り少なくなってまいりましたが、なんと申しましても、妙法弘通のために、全員が折伏の志をもって、大聖人様に御報恩の誠を尽くす以外に道はないと思います。どうか、一人ひとりが、一人の折伏を、また一人の総本山への登山啓蒙のために、お互いに率先垂範して、妙光寺法華講の誓願目標を達成していただきたいと念願して止まない次第であります。
  大聖人様は『開目抄』に、
  「つたなき者のならひは、約束せし事を、まことの時はわするゝなるべし」(御書574n)
と、大事な時に、いざという時に信心を忘れてはいけない、そうお戒めでございます。
  皆様は、平成21年の『立正安国論』正義顕揚七百五十年という希有の時に生まれ合わせて、この大事な時にこそ、御本尊様を根本にした信心をしっかりと持って、未来に向かって揺るぎない家庭を築いていっていただきたいと思います。皆様方の御健勝と御精進を念願いたしまして、一言、御挨拶とさせていただきます。
(平成19年11月11日 月例報恩お講において)

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