平成20年2月1日発行 高照山 第242号
妙光寺住職  尾林 日至

宗務院通達の要旨について

 皆様こんにちは。平成20年度の初お講に当たりまして、お寒いなかを総代、講頭、また檀信徒の方々には大勢、御参詣をいただき、大聖人様に御報恩の誠を尽くしていただきまして、大変ありがたく存ずる次第であります。大変、御苦労様でございます。
  去る平成20年1月9日付けをもちまして、宗務院より院達が発せられました。大事な御指南でございますので、皆様のお手元に配布いたしました。
  これには、2つの要点がございまして、1つは平成21年の『立正安国論』正義顕揚七百五十年の大佳節を立派に成功させるためには、今年の闘いが大事である。今年はあらゆる面において、すべてに打ち勝っていくことが大切である。なかでも、大事なのは本年度の世界各国の全寺院における折伏の目標を、完爾として完遂していこうという猊下の御指南でございます。 どうか、一人ひとりが折伏弘通の情熱をもって、今年1年、何としても一人が一人の折伏を行じて、大聖人様に御報恩の誠を尽すということを、本日の御仏前にお誓い申し上げて、そうして1年間、何としてもその成就を目指して精進していっていだきたいと念ずる次第であります。
  第2点は、本年度、日本全国で4カ所にわたって「地涌倍増大結集推進決起大会」が行われることになっております。2月3日の「西日本大会」を皮切りに、締めくくりとして6月15日(日)には東北・関東の御信徒が一同に会する「東日本大会」が、大宮の「さいたまスーパーアリーナ」で、2万9千人の結集を目標として開催されることになっている次第でございます。当日は御法主日如上人猊下と御隠尊日顕上人猊下をお迎えして、初めての試みとしてパホーマンスの寸劇も行うという決起大会が催されることになっております。みんなが志を一つにして、明年の大盛儀の成功に向かって、一体感を築き上げていただきたいと思います。「躍進の年」の思い出として、全員が参加し、一人ひとりの情熱を傾けて、大勝利に導いていただきたいと念願して止まない次第であります。
  以上の2点につきまして、ぜひ、しっかりと自分の心に鞭打って御精進いただきたいと思います。まだ半年あると思っていますと、その時は、あっという間にやってまいります。どうか、一人でも多く、家族、親族、兄弟、あるいは友人、知人等々に呼びかけて、啓蒙してお連れしていただきたい。そして、この決起大会に参加する意義をしっかりと自分の心身に打ち込んで、“参加してよかった。日蓮正宗の信徒でよかった。法華講員でよかった。今日参加してよかった”と思えるような大会にしていただきたいと思います。決起大会への参加を啓蒙するということも、折伏への大きな第一歩となるわけでありますから、ぜひそうしていただきたいと念願する次第でございます。

 去る1月6日の夜からNHKで「篤姫」という大河ドラマが1年間にわたって放映されます。この天璋院篤姫という方は、薩摩の出身で、養父の島津斉彬と共に、本宗の信仰に関わった方でございます。そうして万延元年(1860)に、総本山第51世日英上人がお書きになった『時々興記留』のなかにも出てきますし、文久2年(1862)に、総本山の遠信坊が再建された時の御本尊様の脇書にも、その名が明らかに記されているのであります。幕末から明治維新にかけて活躍した勝海舟は、生涯、天璋院に尊敬の念を忘れなかったと言われています。
  どうか、天璋院篤姫という方が日蓮正宗の御信徒であったということを、お知り合いにも伝え、この方のことを書かれた日英上人のお書き物が妙光寺にあるということを誇りにして、折伏のきっかけとしていただければ幸いと思う次第であります。以上申し上げまして本日の御挨拶とさせていただきます。(平成20年1月13日 月例報恩御講において)

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