平成20年6月1日発行 高照山 第246号
妙光寺住職  尾林 日至

自らの使命を自覚して

 本年も海外広布の一端として、台湾北部の台北の近くに責任者が派遣されることなっております。またさらに遠く、カナダのバンクーバーにも本宗の布教所ができることになっております。そのように現在、世界広布が着々と進展しております。これほどに発展し飛躍している宗門は、日蓮正宗以外、世界中にありません。
  カナダのバンクーバーの布教所は、その元はキリスト教の教会であったのであります。その教会の土地・施設を買いまして、本宗の寺院に生まれ変わって、そうして世界広布の拠点となって、大きな使命を果たそうとしているのであります。
  そのように、世界中に新たに本宗の僧侶が派遣されて、毎年毎年、海外布教が推進されている次第であります。
  我が国の総本山においても、御影堂や塔中の18カ坊が、装いを新たにしております。
  そこに大きな力と誇りと、今や、世界広布の時が来ているということを認識して、私たちは、御法主上人猊下の御指南の通りに信心をしていくことこそ、御仏意に叶うものだという強い確信を持って、頑張っていただきたいと思うものでございます。
  私たちが掲げた目標は、何としても、しっかりと成し遂げて、猊下の御指南にお応えしていただきたいと念願する次第であります。
  いよいよ本年は本年として、大きな使命を果たすべき時がまいりました。どうか本年度の誓願目標をしっかりと果たして、来年の佳節を迎えたいと思います。今年の勝利なくして、来年の勝利はありません。本年一年、なお一そう、強固な気持ちを奮い起こして、その気持ちを貫き通して、頑張っていただきたいと思います。
  海外の寺院の住職たちも、それぞれ皆、大きな課題を抱て、海外信徒と共に力を合わせて、精進を重ねております。どこの国の人も、みんな総本山と一体となって、目標の完遂を目指して実績をあげ、その国の広宣流布は自分たちの手で、という尊い決意に立って、頑張っているのであります。私たちも今こそ、猊下の御指南をしっかりと体して、海外信徒に負けない精進を貫かねばならない時だと思います。
  今、日本という国は、あらゆる意味で世界の注目を集めております。今こそ本当に力を発揮して、そうして、いかに日本という国が恵まれているか。特に大聖人様の尊い正法があるがゆえに、いかに発展し、いかに世界に貢献していくか。そのことを実証していくという大きな使命が、私たちに与えられているのであります。
  私たちは、世界の人たちと連帯して、共々に異体同心のもとに、真の『立正安国論』の精神が、私たちの活動を通して世界に展開されていくという強い確信のもとに、実践していっていただきたいと思います。
  皆様方一人ひとりのそれぞれの使命は、一人ひとりがそれを自覚して、しっかり果たしていってください。私たちの幸せは、唱題を通して、折伏を通して、その使命を全うするところに築き上げられるのであります。今世に私たちが保持しているところの現実の人生こそが一番大事であり、一番尊いのであります。今世に賜ったこの命を大事にして、二度とない意義ある人生と捉えて、大聖人様の弟子信徒として、誇りを持って、大聖人様の教えに信伏随従し、そうして、我が家族を、また一族一門の人たちを、折伏教化し、啓蒙して、共に手を携えて頑張っていっていただきたいと思います。
  皆様方の日々強盛な信心、精進をお祈り申し上げまして、本日の御挨拶とさせていただきたいと思います。どうもありがどうごさいました。御苦労様でした。(平成20年5月4日 広布唱題会において)

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