平成十九年一月度座談会
本 因 妙 抄

 「若し道心有らん者は彼々の邪師を捨てて、宜しく予が正義に随ふべし。正義とは本迹勝劣の深秘、具騰本種( ぐ とうほんしゅ)の実理なり。日蓮一期の大事なれば、弟子等にも朝な夕なに教へ、亦一期の所造等悉く此の義なり。」(新編一六八〇頁)

(通釈)
   もし仏道を求めようと発心の志がある者は従前の邪師を捨てて、よろしく日蓮大聖人の正義に随いなさい。正義とは法華経の本迹勝劣の深秘、つぶさに久遠下種本因の種子にもとづく実理であります。これは日蓮一期の大事であるので、弟子等にも朝夕に教え、また一期の書き物等は悉く此の正義を明かしている。

(解説)
   御本仏の久遠元初の本因下種にもとづく南無妙法蓮華経の「三大秘法」すなわち「久遠元初の本門の本尊」「久遠元初の本門の題目」「久遠元初の本門の戒壇」でなければ一切衆生の本当の即身成仏はないのです。身延山久遠寺、中山法華経寺、霊友会や立正佼成会等のまがいものの題目に一切衆生を即身成仏に導く仏力法力はありません。仏法の世界においては何事を祈念し、成就するにも正法正師の正義に帰依して正しい信仰に立ち帰るほかに道はないのです。

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