平成十九年八月度座談会
如 説 修 行 抄

 「諸経は無得道堕地獄の根源、法華経独り成仏の法なりと音も惜しまずよばはり給ひて、諸宗の人法共に折伏して御覧ぜよ。三類の強敵来たらん事は疑ひなし」
(新編673頁)

(通釈)
 法華経以外の一切の諸経には唯一人の得脱者もなく、かえって無間地獄へ堕ちる根源であり、法華経独り真の成仏の教法であると声も惜しまず呼号して諸宗の人々並びにその法門を、「念仏は無間地獄の業」「禅は天魔の所為」「真言は亡国の悪法」「律は国賊の妄説」であると折伏をして御覧なさい。そうすると法華経勧持品に説かれる俗衆増上慢・道門増上慢・僣聖増上慢の三類の強敵が蜂起して来る事は疑いない事である。

(解説)
 一切衆生の成仏、一切の女人の即身成仏、二乗の成仏を始め十界の衆生の成仏は法華経にのみ解き明かされる独歩の教えであり、諸宗の如何なる教義、法門に於いて唯一人にも許されていないのです。諸宗、諸経に執われている人は全て無間地獄行きを覚悟せねばなりません。同時に私達日蓮正宗の僧俗も自行の勤行唱題を重ねると共に、折伏の大願を起こし諸宗は無得道と言う事を確信を持って破折し、諸宗の誤りを正して正法の功徳に浴させ、人々を幸福に導き、謗法の人々を救って行く事を怠ってはなりません。仏の真実の教えに基づく「如説修行」の信心、自行と化他の両面が具わった信心の実践が大切なのです。さあ本年は実践の年です。各位の実践を期待して止みません。

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