平成20年2月度座談会
教 行 証 御 書
建治三年三月二十一日  五十六歳

 「此の本門の戒の弘まらせ給はんには、必ず前代未聞の大瑞あるべし。所謂正嘉の地動、文永の長星是なるべし。抑当世の人々何れの宗々にか本門の本尊・戒壇等を弘通せる。仏滅後二千二百二十余年に一人も候はず。日本人王三十代欽明天皇の御宇に仏法渡って今に七百余年。前代未聞の大法此の国に流布して、月氏・漢土・一閻浮提の内一切衆生仏に成るべき事こそ有り難けれ有り難けれ」(新編1110頁)

(通釈)
 此の法華本門の戒を末法に弘めようとするならば、大法流布の瑞相として必ず前代にかつてなかった大瑞相が現出するでしょう。いわゆる正嘉年間の大地震、文永の流れ星等がその大瑞です。そもそも当世の人々の中で何れの宗々において本門の本尊、戒壇等を弘通した人がいるでしょうか。釈尊の滅後二千二百二十余年を過ぎて一人もありません。日本の人王三十代欽明天皇の時代に仏法が中国、朝鮮から日本に渡って七百余年、前代にかつて聞いた事もない大法が此の国に流布し、月氏、漢土そして全世界の一切の人々を成仏させる事こそ有難い事である。

(解説)
 日蓮大聖人が末法における本門の本尊、戒壇、題目等の三大秘法の大法の建立と広宣流布と一切衆生の即身成仏という広大な法が必ず現出する事を明示され、その為の前代未聞の大瑞相として、天変地夭が顕れているとの仰せであります。今こそ日蓮大聖人の御言葉と広宣流布の予証を絶対に叶うと確信して、勇気を奮い起こして折伏に邁進しようではないか。

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