平成20年5月度座談会
南 条 兵 衛 七 郎 殿 御 書
文永一年十二月十三日   四十三歳

 「させる語を以て法華経を謗ずる人はすくなけれども、人ごとに法華経をばもちゐず。又もちゐたる様なれども念仏等の様には信心ふかからず。信心ふかき者も法華経のかたきをばせめず。いかなる大善をつくり、法華経を千万部書写し、一念三千の観道を得たる人なりとも、法華経のかたきをだにもせめざれば得道ありがたし。」 (新編322頁)

(通釈)
 そのような語を以って法華経を誹謗する人は少ないけれども、人ごとに法華経を用いないで、又用いている様であるけれども、念仏等のように信心が強盛でない。信心の強盛な者も法華経の敵を責めない。どのような大善をつくり、法華経を千万部書写し、一念三千の観道を得ている人師であっても、法華経の敵を責めなければ得道はありえない。

(解説)
 如何に信心が強盛であっても、実経である法華経を用いず、また法華経に帰依しても、法華経の敵を責めない人がどんなに大善根を作り、法華経を千万部以上も書写し、一念三千の観念をこらそうとも、成仏得道はできないのである。法華折伏破権門理という言葉がある通り、折伏を通して人々を救う事が大事です。折伏に参加し、折伏を実行して広宣流布に貢献し大功徳を起こしましょう。  

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