妙光寺通信 ゲストの皆様へ (3−21)

「女人成仏と悪人の成仏」

 インド、中国、日本を中心とした仏教有縁の国々へ沢山の教典が伝えられ、翻訳出版せられていますが、女人の成仏と悪人の成仏は法華経の提婆達多品に於いて始めて説き明かされた事であり、念仏、真言等々の三部経には、その言葉も法義はもとより、その名目すら無く、他の教典にも一切見る事は出来ないのです。
  随って女性の成仏、女性の得脱、女性の幸せは法華経以外の教典、宗旨では絶対に叶うことはないと言う事を知らねばなりません。
  京都の知恩院や東西本願寺に詣でて百万遍の念仏を唱えても、只の一人の母をも成仏させる事は出来ないのです。
  真言宗や浄土宗にも尼僧が住持を勤める寺院がありますが、真言や禅宗念仏宗の経々に女人の成仏の道はないのです。
  仏教界の男女の差別は本当に恐ろしいほどに根深く、甚だしいのです。女性は地獄の使いとさえされているのです。
  翻って、本当の男女の差別なく、一切の人々の根源的な成仏の道が保証されている宗旨は、日蓮大聖人の教えを除いては絶対にないと申せましょう。
  日蓮大聖人の教えは老若男女一切の隔てなく、正法を信ずる万人の人々への平等の成仏を保証され、幸せになる道を確立され、門戸を開放されているのです。
  日蓮大聖人は「当体義抄」に男女を問わず、正法による救済について、
  「日蓮(にちれん)が一門(いちもん)は、正直(しょうじき)に権教(ごんぎょう)の邪法邪師(じゃほうじゃ し )の邪義(じゃ ぎ )を捨(す)てて、正直(しょうじき)に正法正師(しょうぼうしょう し )  の正義(しょう ぎ )を信(しん)ずる故(ゆえ)に、当体蓮華(とうたいれん げ )を証得(しょうとく)して常寂光(じょうじゃっこう)の当体(とうたい)の妙理(みょう り )を顕(あら)はす  事(こと)は、本門寿量(ほんもんじゅりょう)の教主(きょう しゅ )の金言(きんげん)を信(しん)じて南無妙法蓮華経(なんみょうほうれん げ きょう)と唱(とな)ふるが故(ゆえ)なり。
                             (御書七〇一)
と仰せ遊ばされています。
  此の御文は万人の救済の革命的な重大な御文です。全世界の女性はまず此の御文に刮目する事であります。

戻る