妙光寺通信 ゲストの皆様へ (3−22)

「フランス国家公務員の信条」

 現代のフランスにはすでに妙源山信行寺という立派な寺院がございますが、従前は十数年間、日蓮正宗フランス事務所の時代がありました。
  その頃フランス寺院法人の総会や毎年の御会式の為に何度かパリに出張を致しましたが、何回か、フランスの国家公務員をされているS・M氏夫妻と面談をしたことがありました。
  奥様が日本人の方でしたが、彼自身も流暢な日本語をしゃべる人でした。 その彼がフランスの国家公務員として仰ぐ信条として、日蓮大聖人の「八風御書」の文を挙げ、私は此の八風抄の御文を生涯の指針として生きていきますと語ったのです。
  日蓮大聖人の八風抄の文とは四条金吾殿に賜った
   賢人(けんじん)は八風(はっぷう)と申(もう)して八(はち)のかぜにをかされぬを賢人(けんじん)と申(もう)すなり。利(うるおい)・衰(おとろえ)・毀(やぶれ)・誉(ほまれ)・称(たたえ)・譏(そしり)・苦(くるしみ)・楽(たのしみ)なり。(御書一一一七) の文です。
  遙かなるヨーロッパに日蓮大聖人の正法が伝わり、しかも御書がヨーロッパの信徒に読まれ、その御指南を生涯の信条として、日蓮大聖人の御弟子信徒として、フランスの国家公務員として生きて働いている人がいるという事を大変有難く、感銘をした次第です。
  今はもっと信徒の数も増え、裁判官、弁護士、建築家、銀行員、会計士、等々多士済々です。
  今日の海外信徒の入信の動機として、生活の苦しみや、病気等というよりも、日蓮大聖人の教えの素晴らしさ、尊さに感銘を受けて入信する人も少なくありません。
  日蓮大聖人の宗旨は一閻浮提第一の御本尊に始まりまして、教義も信仰も修行も功徳も、その全てが最第一の仏法である事の確信を持って下さい。
  そうして正法による本当の現当二世の幸せを確立して下さい。

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