妙光寺通信 ゲストの皆様へ (3−35)

「懈怠の心を破るには」

 法華経の譬喩品に明かされる十四誹謗の第二に、懈怠謗法が挙げられています。
  人間はともすれば毎日毎日の仕事や学業に疲れて、ついつい気持ちの張りを失って懈怠謗法に陥ってしまいます。少しでも楽をしつつ手間を省き、息抜きの時間、休憩の時間、遊びの時間を作ろうと仕勝ちです。
  しかし一方でその反省が出来るのも人間です。特に仏道修行は人を救わんとする時は心をこめて真剣に取り組む必要があります。この懈怠謗法に打ち勝つ方法を考えてみましょう。
  私は第一に日々の発心の大事を挙げたいと思います。日毎に次の日も次の日も、新たに発心出来れば懈怠の心は起こりません。
  第二には心身の精進です。つまり心の精進と身の上における精進です。毎日心身の精進ができれば懈怠の心は湧き上がりません。
  第三には衆生身心御書に、
   塵つもりて山となる、山かさなりて須弥山となれり。小事のつもりて大事となる。何に況んや此の事は最大事なり(御書1216)
という、大聖人の御文を毎日拝読して小事を積み重ねて行く事です。
  要は自行化他の信心を持続することです。

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