妙光寺通信 法華講員の皆様へ (1−6)

「六根清浄の功徳」

  六根とは眼根・耳根・鼻根・舌根・身根・意根の六つで、私達の生命にそなわる器官のことを言い、「根」とは樹木の根に譬えられています。

  つまり生命を維持活動させる為に、ものを取り入れたり認識したりする能力や作用をつかさどる大切な器官を言います。

  正しい信仰はこの六根の働きを通じて、人間の生命にそなわる煩悩の汚れや過去世の謗法の罪障等を消滅させ、六根清浄の命へと生命の浄化をはかり、清々しい生命へと自らの心身を転換することが出来るのです。

  法華経の法師功徳品には法華経の修行を貫く人は
「是の功徳を以て、六根を荘厳して、皆清浄ならしめん」(開結474)と、南無妙法蓮華経の題目を唱える人の六根清浄の功徳を説かれています。

  日蓮大聖人は『一生成仏抄』にさらに明解に
「又衆生の心けがるれば土もけがれ、心清ければ土も清しとて、浄土と云ひ穢土と云ふも土に二つの隔てなし。只我等が心の善悪によると見えたり。」(御書46)と仰せられ、清らかな命や国土も清らかな心によることが明かされています。

  そしてさらに
「深く信心を発こして、日夜朝暮に又懈らず磨くべし。何様にしてか磨くべき、只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを、是をみがくとは云ふなり。」(同右)と教導されています。

  正しい信仰と朝夕の勤行の大切さは此処にあるのです。

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