妙光寺通信 法華講員の皆様へ (1−11)

「立正の二字」

    総本山第二十六世日寛上人は「立正安国論愚記」において、大聖人の「立正安国論」の「立正」の二字には三箇の秘宝を含むとされ、中でも本門の本尊に約せば「正は即ち妙なり、妙とは妙法蓮華経なり、妙法蓮華経とは本門の本尊なり、故に顕仏未来記に「本門の本尊、妙法蓮華経の五字を以て閻浮提に広宣流布せしめんか」(御書六七六頁)と、仰せ遊ばされた所以があるとされています。
  また「立」とは「此の本尊を此の国に立つる」意とされ、大聖人の一閻浮提第一の御本尊こそ
「是れ即ち文底深秘の最要、妙中の妙、正中の正なり、故に閻浮提第一と云うなり」
と仰せ遊ばされています。
  日蓮大聖人の本門の大御本尊は全世界第一の御本尊であり、そこに立てられた教義も含まれる力も働きも功徳も含めて「正中の正」「妙中の妙」として誇れる最大、最尊の御本尊という事についてはっきりとした認識を持って信仰に励みましょう。また多くの人々を此の御本尊のもとに導いてあげましょう。
  日蓮大聖人は「観心本尊抄」に
「此の時地涌千界出現して、本尊の釈尊を脇士と為す一閻浮提第一の本尊此の国に立つべし」(御書六六一頁)と仰せ遊ばされています。
「立正」の二字とはまさに、大聖人が本門の本尊を立てられる御事なのです。

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