妙光寺通信 法華講員の皆様へ (1−17)

「四恩を報ずる道」(二)

 四恩の中の第三の恩は「国王の恩」です。

 私共は太陽の光やエネルギーの恵みを受け、また天体の運行の働きによって大地の上に安定した生活の営みを得ています。此の国王、国土の恩恵を知ってその報恩のために正法に帰依し、さらに国土の平安をはかる事を忘れてはならないのです。

 日蓮大聖人は「瑞相御書」に
「人の悪心盛んなれば、天に凶変、地に凶夭出来す。瞋恚の大小に随ひて天変の大小あり。地夭も又かくのごとし。」(御書九二〇)と仰せになっています。

 正法への帰依と正しい信仰は人間の幸福、家族の和合、国家、国土の平穏と繁栄の基盤なのです。

 第四の恩は「三宝の恩」です。

 久遠元初の御本仏が末法の五濁悪世の衆生救済のために末法の仏宝として御出現下さった日蓮大聖人に対する仏の恩、久遠元初の根源の法宝が御本仏日蓮大聖人によって「三大秘法の大法」として末法の衆生の為に顕され、授与され大功徳を賜る法の恩、さらに三秘総在の本門戒壇の大御本尊を始めとして、御本仏の法体法門を中心に仏法の一切を相伝される血脈の僧宝への恩に報ずる道が日蓮正宗の勤行の観念文の上に明らかに示されています。

 二座の「御本尊への御供養」第三座の御本仏日蓮大聖人より日興上人、日目上人等御歴代上人への「三師供養」がこれに当たります。

 此のように日蓮正宗の信仰は四恩のすべてを真に果たす道につながっているのです。
(妙光寺通信一ー十七)

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