妙光寺通信 法華講員の皆様へ (1−22)

「師子王の気概と心の改革」

 日蓮正宗の信徒として、日蓮大聖人の御弟子となって信仰を始めると、勤行唱題の実践の修行を致しますので、心が錬磨されます。
  日蓮大聖人は御一生を通じて「四箇度の大難そのほかは風の前の塵なるべし」といわれる程の大難をしのがれました。
  そして法華経の三類の強敵の出現の経文を身口意の三業の上に読み切られて「一閻浮提第一の法華経の行者」なりとの大宣言をされました。
  従って私達にも此の強さとたくましさと勇気と、仏力と法力と功徳力と、逆風に負けない忍耐力や気力を賜ることができるのです。
  勤行、唱題と折伏弘通に精進すると、そうした総合した力と人間の品格が無意識の中に形成されるのです。
  日蓮大聖人は「観心本尊抄」に
   釈尊(しゃくそん)の因行果徳(いんぎょう か とく)の二法( に ほう)は妙法蓮華経(みょうほうれん げ きょう)の五字( ご じ )に具足( ぐ そく)す。  我等此(われ ら こ )の五字( ご じ )を受持(じゅ じ )すれば自然( じ ねん)に彼(か)の因果(いん が )の功徳( く どく)を譲(ゆず)  り与(あた)へたまふ。四大声聞( し だいしょうもん)の領解(りょう げ )に云(い)はく「無上宝聚( む じょうほうじゅ)、  不求自得( ふ ぐ じ とく)」云云(うんぬん)。(御書六五三) と仰せられています。
  久遠元初の御本仏、本師の修せられた因位の修行は因果倶時の果徳と共に我等の身の上にも譲り与えられるのです。
  また日蓮大聖人は「聖人御難事」に
   各々(おのおの)師子王( し し おう)の心(こころ)を取(と)り出(い)だして、いかに人(ひと)をど(嚇)すとも  を(怖)づる事(こと)なかれ。師子王( し し おう)は百獣(ひゃくじゅう)にを(怖)ぢず、師子( し し )の子又( こ また)  かくのごとし。彼等(かれ ら )は野干( や かん)のほ(吠)うるなり、日蓮(にちれん)が一門(いちもん)  は師子( し し )の吼(ほ)うるなり。       (御書一三九七)
と、此の師子王の勇気を持って日蓮大聖人への信仰を通すよう激励されています。
  こうした大慈大悲に満ち溢れた御本仏の教導に触れて、私達は一生を通じて尊い信仰を貫き、幸せな一生を送る事が出来るのです。
  なんと有難い事ではありませんか。

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