妙光寺通信 法華講員の皆様へ (1−28)

「諸天善神の加護」

  諸天善神は今、仏法の本義から申しますと御本仏の垂迹神であり、御本仏の教導に浴してその正法と法味をいただいて力を増し、正法の行者を助け、また正法の行者を守るのが諸天善神の加護であります。
  したがって法華経の『安楽行品』には、諸天善神は、
   諸天昼夜(しょてんちゅうや)に、常(つね)に法(ほう)の為(ため)の故(ゆえ)に、而(しか)も之(これ)を衛護(えいご)し、能(よ)く聴(き)く者(もの)をして、  皆歓喜(みなかん ぎ )することを得(え)せしめん(開結396頁)と説かれております。また法華経の『神力品』にも
   仏(ほとけ)の滅度(めつど)の後(のち)に 能(よ)く是(こ)の経(きょう)を持(たも)たんを以(もっ)ての故(ゆえ)に 諸仏(しょぶつ)皆歓喜(みなかんぎ)して無量( む りょう)の神力(じんりき)を現(げん)じたもう(開結515頁)とございます。
  諸天善神はどこまでも妙法の功徳のために、また人々が正法に帰依することを、そのことを歓喜してその人を守るのであります。
  他の人を仏の使いとして折伏を行ずる正法流布に努める、その事に対して一層歓喜してその人を守るのであります。それが諸天善神の働きであります。 諸天善神は直接正法の行者を守るのではなく、南無妙法蓮華経の大法の功徳を食して歓喜して正法の行者を守ることを法華経の会座において御本仏に誓っているのであります。
  諸天善神の加護を賜るためには、まず正法に帰依し、御本仏の教法に従い、正しい信心を全うしなければならないことを知ってください。
神社仏閣にお参りすること、神社仏閣に参詣することによって功徳があるのではありません。諸天善神の加護があるのでもありません。正法に帰依して仏法の法の上から、正法に帰して初めて諸天善神は歓喜して守るということを知ってください。これが、諸天善神の加護を受ける鉄則であります。

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