妙光寺通信 法華講員の皆様へ (1−36)

「煩悩・業・苦からの開放」

 人間の誰もが持っている煩悩・業・苦の問題をどうしたら解決できるかと尋ねられて、人々を納得出来るような説明が出来る人はまずいないでしょう。 この問題は三世を通達した御本仏でなければ解決の出来ない問題だからです。日蓮大聖人は煩悩は菩提へ、また宿業を消除し、一切の苦を離れて、法身・般若・解脱の三徳へと転じ顕わす事が出来ると仰せになられております。
  また法華経の「薬王品」に
   能く衆生をして、一切の苦、一切の病痛を離れ、能く一切の生死の縛を解かしめたもう(開結536)と説かれ、「観普賢経」にも
   永く諸の悪業を離れて、後世に復生ぜじ(開結647)
   衆罪は霜露の如し、慧日能く消除す(開結648)と説かれています。この慧日とは仏と太陽を意味し、末法の仏、日蓮大聖人の御事なのです。
  また日蓮大聖人は「始聞仏乗義」に
   毒と云ふは何物ぞ、我等が煩悩・業・苦の三道なり。薬とは何物ぞ、法身・般若・解脱なり。「能以毒為薬」とは何物ぞ、三道を変じて三徳と  為すのみ。天台云はく「妙は不可思議に名づく」等云云(御書1208)と御教示されております。
  三世に亘る煩悩・業・苦の問題は久遠元初の妙法蓮華経による三毒即三徳の法華経の極理と、妙法の力用以外には解決をする事は出来ません。
  煩悩・業・苦の三道は仏性として成仏の為の仏因となるのです。

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