妙光寺通信 法華講員の皆様へ (1−37)

「御本尊を顕された仏は日蓮大聖人」

 日蓮大聖人の御悟りと御仏智と大慈悲によって、末法万年の衆生の為に法華本門の本尊が建立されました。
  日蓮大聖人はその事を「観心本尊抄」に、
 一閻浮提第一(いちえんぶだいだいいち)の本尊(ほんぞん)、此(こ)の国(くに)に立(た)つべし。月支(がっし)・震旦(しんだん)に末(いま)だ此(こ)の本尊(ほんぞん)有(ましま)さず(御書661)
と仰せられ、「教行証御書」には、
  抑当世(そもそもとうせい)の人々何(ひとびといず)れの宗々(しゅうじゅう)にか本門(ほんもん)の本尊(ほんぞん)・戒壇等(かいだんとう)を弘通(ぐづう)せる。仏滅後二(ぶつめつごに)千二百(せんにひゃく)二十余年(にじゅうよねん)に一人(いちにん)も候(そうら)はず。日本(にほん)人王三十代(じんのうさんじゅうだい)欽明天皇(きんめいてんのう)の御宇(ぎょう)に仏法(ぶっぽう)渡(わた)って今(いま)に七百余年(ななひゃくよねん)。前代未聞(ぜんだいみもん)の大法(たいほう)此(こ)の国(くに)に流布(るふ)して、月氏(がっし)・漢土(かんど)・一閻浮提(いちえんぶだい)の内一切衆生仏(うちいっさいしゅじょうほとけ)に成(な)るべき事(こと)こそ有(あ)り難(がた)けれ有(あ)り難(がた)けれ(御書1110)
と明確に三大秘法の正法の建立と弘教を明言されています。
  また末法は大聖人の三大秘法の正義が広宣流布をする時であり、さらに「日女御前御返事」には、
 爰(ここ)に日蓮(にちれん)いかなる不思議(ふしぎ)にてや候(そうろう)らん、竜樹(りゅうじゅ)・天親等(てんじんとう)、天台(てんだい)・妙楽等(みょうらくとう)だにも顕(あら)はし給(たま)はざる大曼荼羅(だいまんだら)を、末法二百余年(まっぽうにひゃくよねん)の比(ころ)、はじめて法華弘通(ほっけぐづう)のはた(旗)じる(印)しとして顕(あら)はし奉(たてまつ)るなり(御書1387)
と本門の本尊の建立は御本仏大聖人御一人の御化導に限る事を明記されています。
  大聖人は「顕仏未来記」に、
 此(こ)の人(ひと)は守護(しゅご)の力(ちから)を得(え)て本門(ほんもん)の本尊(ほんぞん)、妙法蓮華経(みょうほうれん げ きょう)の五字( ご じ )を以(もっ)て閻浮提(えんぶだい)に広宣流布(こうせんるふ)せしめんか(御書676)
と極寒の佐渡に御流罪中に、末法万年の人々を救う御本尊の意義を顕され、世界の広宣流布の予証をされているのです。
  さあ末法の御本仏日蓮大聖人の本門の本尊を信じ、修し、全世界の人々を救済して参りましょう。

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