妙光寺通信 法華講員の皆様へ (1−38)

「御本仏の出現」

 御本仏の人天への御出現の目的は、法華経の方便品に
    
 「諸仏世尊は、衆生をして、佛知見を開かしめ、清浄なることを得せしめんと欲するが故に、世に出現したもう。衆生に佛知見を示さんと欲するが故に、世に出現したもう。衆生をして、佛知見を悟らしめんと欲するが故に、世に出現したもう。衆生をして、佛知見の道に入らしめんと欲するが故に、世に出現したもう。」(開結102)
   
と明かされております。御本仏の御慈悲は、この教説の如く、一切衆生をして、身心を救い、即身成仏の道に導き、一切衆生を幸せに救済遊ばされる事にあるのです。したがって、私達もこの仏の御本意を信じ、仏道修行に精励し、互いに幸せにならなければなりません。御本仏の教導に従って、仏道に精進する時、私達は、過去世の宿業や一切の罪障を消滅し、清らかな身心へと自らを磨く事が出来るのです。また、法界に安住して大きな功徳と果報と喜びに包まれながら、幸せに生きる事ができるのです。さらに、現世における精進が仏因となって、未来にさらに大きな功徳を代々にわたって顕現する事ができるのです。このように、御本仏の教導に従って、正しい信仰に生きる時、いついかなる人でも過去世のみならず、現世と未来を、つまり三世を救済する事ができるのです。大聖人は『観心本尊抄』に

  「釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足す。我等此の五字を受持すれば自然に彼の因果の功徳を譲り与へたまふ。」(新編653)

と仰せになっています。この大聖人の妙法蓮華経の大法のみこそ、一切衆生を救済される御本仏の根本の大法である事を確信して下さい。正しい信仰がいかに必要であるか。また、いかに偉大であるか。この大聖人への信仰を通して確認して下さい。

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