遊び楽しむこと。仏法を敬愛し、善を行い、徳を積んで自ら楽しむ法楽の意。
法華経如来寿量品第十六(法華経四四一)の文。「衆生の遊楽する所」と訓読する。
悟りの境界(成仏の境界)を自ら楽しみ法悦を味わうこと。
仏教の世界観で、人間が住む世界のこと。閻浮提、南閻浮提ともいう。
色とは身体(色法)をいい、心とは心及び心の働き(心法)をいう。依正とは依報正報のことで、依報とは衆生が拠り所とする環境世界、正報とは過去の業報によって生じた衆生の身心をいう。
悟りの功徳を自ら受け、その悟りの法を自在に用いて衆生を救済する仏をいう。
法華経薬草喩品第五(法華経二一七)の文。「現世安穏にして後に善処に生じ」と訓読する。