最大の良薬

妙光寺通信(平成18年3月5日)

法華経の寿量品に、

良薬ろうやく今留いまとどめてここく。汝取なんじとってふくし。えじとうれうることなか」(開結五〇四頁)

と、明確に説かれる妙法蓮華経の良薬は世界最良の大良薬と申す事が出来ます。

なぜならば、此の妙法の大良薬は身体の病に対する蘇生の働きのみならず、一切の煩悩の病は勿論、あらゆる宿業や謗法の罪障は言うに及ばず、生老病死の四苦はもとより、一切の災を転じて幸いへと転換する事の出来る良薬だからであります。

煩悩身を六根清浄の仏身へと転換させて、即身成仏のじつをあげる事も出来るのです。

日蓮大聖人は「御義口伝」に、

されば妙法みょうほう大良薬だいろうやくふくする者は貪瞋痴とんじんち三毒さんどく煩悩ぼんのう病患びょうげんのぞくなり」(御書一七六八頁)

と仰せられ、「始聞仏乗義」には、

毒と云ふは何物ぞ、我等が煩悩ぼんのうごうの三道なり。薬とは何物ぞ、法身ほっしん般若はんにゃ解脱げだつなり。「能以毒為薬のういどくいやく」とは何物ぞ、三道を変じて三徳とすのみ。天台云はく「妙は不可思議ふかしぎづく」等云云」(御書一二〇八頁)

と妙法蓮華経の良薬の不思議な力用について説かれています。

此の最大の良薬を以て、一日も早く一切の人々を命の底から救済し、心身の健康と共に、大いなる福徳を成就して頂きますよう切望してやみません。

一刻も早く日蓮正宗の門をくぐり、日蓮大聖人より御授与された最大の良薬を実際に服用してみましょう。