世界一尊い御本尊

妙光寺通信(平成18年8月6日)

日蓮大聖人は佐渡へ御流罪中に著わされた畢生の大著「観心本尊抄」に日蓮大聖人が建立された「本門の大曼荼羅本尊」について、

一閻浮提いちえんぶだい第一だいいち本尊ほんぞんくにつべし。月支がっし震旦しんだんいま本尊ほんぞんましまさず」(御書六六一)

と仰せになっています。

つまり日蓮大聖人御建立の御本尊は未だインドの釈尊も、中国の天台大師、妙楽大師、日本の伝教大師も顕すことの出来なかった「未曽有」の大御本尊であり、末法の御本仏が御自らの本仏としての悟りと人類救済の原理である十界互具一念三千の道理と、法の本尊としての力用と法門と功徳を包含する本尊として、世界第一の、しかも世界唯一の御自筆の御本尊であります。

日蓮大聖人はさらに「諸法実相抄」に

一閻浮提いちえんぶだい第一だいいち御本尊ごほんぞんしんじさせたま」(御書六六七)

と仰せになっています。

正しい信仰とは此のように御本仏として世界第一の御本尊を顕される資格を持った仏の弟子信徒として、世界最高の御本尊を受け、世界で最も崇高な教義に則って、世界で最も勝れた宗旨の信徒として、最も正しい信仰を実践する事なのです。

徳川時代の檀家制度の名残による、禅宗、真言宗、念仏宗のような過去の家の宗教や、創価学会、霊友会、立正佼成会等の新興宗教等を依りどころにしていては、いつになっても正しい信仰は出来ません。

日蓮正宗は「御本尊の正しさ」「宗旨の相伝の正しさ」「教義の正しさ」「目的の正しさ」「実践の正しさ」「功徳の大きさ」において世界第一の宗教なのです。
私達は世界一の信仰をもって一切の人々を幸せにと願って世界一の信仰をおすすめしているのです。