初心忘るべからず

妙光寺通信(平成17年5月3日)

「初心忘るべからず」とは世阿弥の「花伝書」の言葉ですが、今日の創価学会の指導者のみならず、一般の会員を含めて皆さんは日蓮正宗の信徒であった頃の信心の原点を忘れています。

入信当時の初心に立ち帰り、入信当時の自分を振りかえって見て下さい。どんな動機で入信したのでしょうか。何を求めて日蓮正宗の信仰を始めたのでしょうか。日蓮正宗を誹謗し、御法主上人猊下を悪口三昧しつつ入信したのでしょうか。

純真にひたすら正法を求め大御本尊と法主上人を信じて、幸せを願って入信し、総本山への登山を続けて来たのではなかったでしょうか。
  日蓮正宗を撲滅しようと考えている創価学会の最高幹部。
  日蓮正宗を誹謗中傷する創価学会の最高幹部。
  御法主上人や総本山を悪口誹謗するような創価学会の最高幹部。

そうした最高幹部に洗脳され尽くした創価学会員の言動や、中傷や噂を一切払拭して、純真な入信当時の自分に立ち帰って自分の信心の見直し、自分の信心の再確立をはかる事を忘れてはなりません。一生の大事を忘れないように二度とない今生の人生を大切にして下さい。

日蓮大聖人は「日女御前御返事」に
「南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり」(御書一三八八頁)と仰せになっています。

尤も大切な信心の原点を忘れないように致しましょう。