なぜ池田名誉会長に現罰がないのか

妙光寺通信(平成17年9月5日)

今多くの法華講員の中には、あれ程次から次へと大謗法を行い、日顕上人猊下を誹謗し続ける池田名誉会長に、どうして現罰があらわれないのかと疑問に思っている人がいると思います。創価学会員の中にもいるでしょう。その答えは日蓮大聖人の「開目抄」の御教示に明らかであります。

大聖人様は、
「順次生に必ず地獄に堕つべき者は、重罪を造るとも現罰なし。」 (御書五七一)と仰せになっています。つまり今世において罪障消滅が出来ないような謗法不信の者、次の生以降に幾世にもわたって重業を受ける人は、死後に必ず無間地獄に墜ちる事が確定している故に、今世に現罰は現れないのです。

現罰を受ける人は罰の軽い人、転重軽受の人であり、日蓮大聖人はまた「法蓮抄」に
「今生にも謗じ、生々に無間地獄の業を成就せる者あり。是はのれども口則 ち閉塞せず。譬へば獄に入って死罪に定まる者は、獄の中にて何なる假事 あれども、死罪を行なふまでにて別の失なし。ゆりぬべき者は獄中にて假 事あればこれをいましむるが如し。」(御書八二二)と仰せ遊ばされています。

池田大作の今世の現罰はないように見えても、順次生以降に受ける無間地獄の厳罰はすでに確定している事を知るべきです。              
(妙光寺通信二ー十四)