根源の師のもとに帰れ

妙光寺通信(平成17年11月6日)

創価学会では池田大作のことを「人生の師」「永遠の指導者」「現代の法華経の行者」などと言って、会員は池田大作に「どこまでもついて行く」と断言してはばかりません。彼等は仏法上の主師親三徳の「師」たる日蓮大聖人の御立場と、創価学会という一信徒団体の名誉会長という一人の在家の指導者の立場を混同していると言わざるを得ません。

日蓮大聖人は末法万年の一切衆生の「根源の師」であり「三徳兼備の御本仏」にましますが故に「産湯相承事」に御自ら、
「日蓮天上天下一切衆生の主君なり、父母なり、師匠なり。」(御書一七一〇)と仰せ遊ばされています。

此の三徳兼備の仏と自分を同格化したり、混同するなどはもっての外と言うべきであります。しかも今日の池田大作は大謗法集団の指導者として、◯慢謗法の限りを尽くしている「第六天の魔王」であって、決して善知識ではありません。

日蓮大聖人がまた「曽谷殿御返事」に
「法華経の大海の智慧の水を受けたる根源の師を忘れて、余へ心をうつさ  ば必ず輪廻生死のわざはひなるべし。但し師なりとも誤りある者をば捨つべし。」(御書一〇三九)と教示せられている通り、仏法上の誤りのある悪知識を決然として捨てて、根源の師、一切衆生の本師たる御本仏に随従する信心に立ち帰ることが何よりも大切であります。
(妙光寺通信二ー十六)