今日の創価学会は学仏法の外道

妙光寺通信(平成18年2月5日)

仏教では仏教以外の宗教を「外道」と称して、仏教との相対を立て勝劣を判定致しますが、天台大師の『摩訶止観』によれば外道には仏教以外の外道と仏教に附随して派生した「附仏法の外道」と、仏教の教理を自義にとりこんで生まれた「学仏法の外道」があると講ぜられています。

日蓮大聖人も『一代聖教大意』に
「外道に三人あり、一には仏法外の外道九十五種の外道、二には学仏法成の外道小乗、三には附仏法の外道妙法を知らざる大乗の外道なり。」(御書九十七)と三種の外道を挙げておられます。

創価学会では現代、さかんに日蓮正宗の事を誹謗して「日顕宗」などと称していますが、今日の創価学会こそ「附仏法の外道、学仏法の外道」になり下がっていると言うべきです。

すなわち、かつて日蓮正宗信徒であった時代に学んだ日蓮正宗の化儀や教義を利用し、悪用して「ニセ本尊」を作り、「在家正意の教理」を立てるのに躍起になっています。

日蓮正宗の教義の根本である「本門の本尊」「本門の題目」「本門の戒壇」の三大秘法は総本山大石寺の本門戒壇の大御本尊を離れて実在し得ず、末法下種の三宝も総本山と日蓮正宗から破門された団体の教義や信仰の対象となるものではありません。

今日の池田創価学会は自ら日蓮正宗とは全く異質の外道へと落ちていってしまったのです。

「日蓮大聖人直結」だの、「御書根本」等のもっともらしい言葉は便利でなんとでも言えますが、実体は大聖人に違背していることを知らねばなりません。