創価学会の御都合主義報道

妙光寺通信(平成18年8月6日)

創価学会では日顕上人の尊い御決断による正本堂解体を口実にして、「正本堂建立の御供養を返還せよ」、「正本堂を護持する為の御供養を返却せよ」という二つの訴訟を平成十二年一月より四月二十八日にかけて、多くの会員を動員して全国三十九箇所の地方裁判所に提訴して来ました。

そして、提訴時には「正本堂破壊の日顕を提訴」「日顕は御供養を返せ」などという大見出しの報道を「聖教新聞」、「創価新報」にて繰り返し、大々的に展開いたしました。
三十九箇所の裁判所を使って、宗門をきりきり舞いさせようとの魂胆です。

しかし宗門は同じ事案である故に静岡地裁に併合して審理してもらうように努力し、三十九箇所中二十一箇所は静岡地裁で併合される事となり、此の度平成十七年十月を以て、正本堂に関する学会の提訴は全て「地裁」「高裁」「最高裁」に於いて宗門の全件勝訴が確定いたしました。

しかしながら、此の事実を創価学会はただの一行も報道していません。だんまりを決め込み、会員には全然知らせてはいないのです。此処に創価学会の御都合主義が全面的に顕われています。

これは都合のいい事は知らせますが、都合の悪い事は知らせないという言論の統制が行われている何よりの証拠です。

また宗門に仕掛けてきた創価学会の悪質な訴訟事件も平成三年五月以来、平成十七年二月迄に全国で一七二件の訴訟が展開されるも、その八十四%は宗門が勝訴し、理不尽な敗訴は十六%に過ぎないのです。

こうした事実も学会員には何ら知らされず、学会は勝った、大勝利等の言葉を繰り返しているに過ぎないのです。学会弁護団の解説も全て御都合主義によるものだという事を学会員は知る必要があります。

また未だに言論統制をしているような団体は怖ろしい何処かの国と池田創価学会位だと言えましょう。