教行証御書
令和五年六月度 御報恩御講拝読御書
教行証御書 御書一一〇三ページ一三行目~一一〇四ページ三行目
(建治三年三月二十一日 五十六歳)
今末法に入っては教のみ有って行証無く在世結縁の者一人も無し。権実の二機悉く失せり。此の時は濁悪たる当世の逆謗の二人に、初めて本門の肝心寿量品の南無妙法蓮華経を以て下種と為す。「是の好き良薬を今留めて此に在く。汝取って服すべし。差えじと憂ふること勿れ」とは是なり。
令和五年六月度 御報恩御講拝読御書
今末法に入っては教のみ有って行証無く在世結縁の者一人も無し。権実の二機悉く失せり。此の時は濁悪たる当世の逆謗の二人に、初めて本門の肝心寿量品の南無妙法蓮華経を以て下種と為す。「是の好き良薬を今留めて此に在く。汝取って服すべし。差えじと憂ふること勿れ」とは是なり。