僧侶をそそのかした創価学会と魂を売った僧侶

妙光寺通信(平成19年9月2日)

フランスの日蓮正宗法華講信徒に、公務員としての仕事をしつつ、日蓮大聖人の

「八風御書」賢人(けんじん)は八風(はっぷう)と申(もう)して八(はち)のかぜにをかされぬを賢人(けんじん)と申(もう)すなり。利(うるおい)・衰(おとろえ)・毀(やぶれ)・誉(ほまれ)・称(たたえ)・譏(そしり)・苦(くるしみ)・楽(たのしみ)なり。(御書1117)

を生涯の信条としているM・S氏一家がいる。

奥さんは日本人、御本人も流暢な日本語を話す人である。私はフランスで、また総本山で十回以上此の人にお会いしていると思う。海外の信徒といえども、日蓮大聖人の信徒となりきっておられるのである。

一方海外広布への誓いと志を立てておきながら、晩節を汚して創価学会に走った僧侶もいる。例えば元海外部主任E・Iは創価学会にそそのかされ、御法主上人や、任命者の総監殿、そして元大阪布教区の早瀬宗会議長殿を始め大阪布教区の僧俗や、海外の御信徒、特にフランスを始め、ヨーロッパ各国、スリランカ、インド、南米各国の御信徒の信頼を裏切った罪は誠に大きいと言わなければならない。

E・Iをそそのかした創価学会は彼のコンピューターに記録されているデーターが欲しかったのであろうし、彼はそれを手土産に自己を売ったのであろう。仏罰を恐れぬ所行と言わねばならない。

学会は僧侶はいらない、無用だと言いながら、魂を売った僧侶を養っているのである。 自己矛盾に陥っていると言わざるを得ない。