宗門と創価学会の仲直りはあるか

妙光寺通信(平成18年4月2日)

創価学会では法主猊下が変われば、いつの日にか再び宗門と創価学会が和解し、再び信徒団体として復帰する事が出来ると思っている人がいます。
事実、数多くの学会関連による訴訟の過程で証人として出廷したH副会長やY弁護士等も、そうした証言をしていました。

しかしながら、大謗法団体と化した創価学会の犯した大罪は全世界に及び、宗門は平成三年十一月に創価学会を破門して永久に追放したのであって、再び宗門と創価学会が互いに話し合いをしたり、和解を進めて、もとに復するなどという事は絶対にないのです。
従って仲直りはありません。信仰の正邪の立て分けは厳しいのです。

創価学会の信仰上の大謗法と、その指導者たる池田大作の背反と横暴、また組織を挙げて犯した悪口、誹謗中傷の悪行、謀略報道の数々、さらには多くの訴訟を通しての宗門への布教妨害と讒言等とを考えてみても、創価学会の大謗法はとうてい許されるものではありません。

ニセ本尊の大量配布、勤行の化儀や観念文の改変、謀略誹謗を繰り返す体質等は懺悔してその罪業が消滅したり、体質が改善される性質のものではありません。創価学会の破門は永久に許される事のない、宗門の公式な決定であり、永遠の禁めであります。

創価学会自体も日蓮正宗から逸脱し、離れ、独自の謗法路線を進め、自ら一新興宗教と化してしまったのです。創価学会自身が元に戻れなくしてしまっている事に気づかなくてはなりません。

しかし日蓮正宗の寺院の門戸はいつでも開いているのですから、会員の皆さんはこんな創価学会に執着することなく、一信仰者として、速やかに日蓮正宗の正法に帰すべきであります。