約束を守らない創価学会

妙光寺通信(平成18年6月4日)

創価学会の戸田城聖第二代会長が昭和二十七年八月二十七日に、東京都知事より宗教法人の認証を受ける時に、日蓮正宗の宗門に対して、いわゆる三原則を遵守するとの固い約束を致しました。

すなわち
  一、折伏した人は信徒として各寺院に所属させること
  二、当山(日蓮正宗大石寺)の教義を守ること
  三、三宝(仏宝・法宝・僧宝)を守ること
との三原則の遵守を誓いました。

しかしながら、第三代池田会長になって、特に正本堂の建立以後、広布第二章と称して、仏智仏勅の団体として創価学会を特別に礼讃し、徐々に徐々に僧宝を誹謗し、創価学会の幹部こそが僧宝であるとさえ主張するようになりました。
また池田会長の執筆とされる小説「人間革命」こそ現代の御書と称して、人間革命の読書キャンペーンがなされました。

さらに宗門を支配せんとし、宗門に対する様々な圧力を加えて参りました。これがいわゆる「昭和五十二年・教義逸脱問題」であり、
  ・創価仏法の原点は戸田会長の獄中の悟達にある
  ・池田会長は主師親三徳を具備した大導師である
  ・日蓮正宗の寺院は単なる儀式の場、会館は広布の道場である
等の教義の逸脱がありました。

その後昭和五十四年四月、池田は創価学会会長と法華講総講頭を辞任し、日達上人との間で「今後は日蓮正宗の信徒団体としての基本を忠実に守る事」を条件に収拾しました。

その後平成二年十一月に入って、池田大作の日顕上人を誹謗するスピーチに始まる文書の交換と、創価学会による宗門や御法主日顕上人に対する攻撃が始まり、三原則は全く無視され、その結果創価学会は日蓮正宗より破門され、創価教に成り下がってしまったのです。

創価学会員は此の事実を正しく認識し、創価学会に籍を置く限り今や日蓮正宗の信仰は出来ないのだという事を知らねばなりません。